2011年08月20日

福島第一原発事故から考える(その2)

前回に引き続き、全農林筑波地本OBの中山熙之さんから寄稿して頂いた「福島第一原発事故から考える」を掲載します。
晴れ
耕作放棄地ソーラーベルト
 福島原発の事故以来、原発をやめて自然エネルギーに切り替えようという動きが盛んだ。動きの背景には、環境省が今年4
月に公表した次の試算がある。「日本の再生可能エネルギーは、潜在的に21?もある(うち風力発電が19億)。現在日本の電力供給能力は2.5?、うち原発54基の発電量は0.5?(平成22年度 再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査報告書)」。潜在的には、原発なしでも十分やれるではないか、というわけだ。
 たしかに、エネルギーの大部分を、自然エネルギーで賄うのは望ましいし必要なことだ。いつかはその方向が実現するにちがいない。ちなみに、農林水産技術会議事務局ではこの重要性にいち早く着目し、傘下の研究機関を総動員して、33
年前(1978)から10年間にわたり次の研究プロジェクトを走らせた。曰く「農林水産業における自然エネルギーの効率的利用技術に関する総合的研究」(略称:グリーンエナジー計画)。先見の明があったと言って良かろう。
 ただし、現在のところ、自然エネルギーが利用できるのは、家庭電力程度の小規模電力に限られる。原発が担っていた大工業用の電力を、直ちに自然エネルギーで代替するのは難しいであろう。「日が陰ったら工場の機械が止まった」。こんなことではやっていけないわけだから。だが、今はその話題にこれ以上触れない。

 問題は、環境省の上記文書が、太陽光発電普及の最大候補として「耕作放棄地」を挙げていることだ。第二位の「発電所・工場・倉庫等」の2900
?に対し、トップの「原野化・森林化している耕作放棄地」は7000?の発電ポテンシャル(余力)を持つという。ソフトバンクの孫社長もテレビで似たようなことを言っていた。耕作放棄地に太陽電池を敷き詰めてソーラーベルトにしようと。

(次回に続く)


注)文中の下線のある部分をクリックすると関連サイトが開きます。

 

筑波山_0013.jpg

記事には直接関係ありませんが、つくば周辺にはこんな豊かな田んぼがあります。


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posted by つくば平和の会 at 05:10| Comment(0) | へいわ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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